✻秘密は甘くて危険な味✻
海老フライの尻尾まで綺麗に食べる歩稀を見ながら、僕もハンバーグ定食を食べる。
僕達の通う高校は街でも有名なエスカレーター式のマンモス学校。
何故なら、小学校から大学まで同じ敷地内にあるからだ。
僕達みたいな外部入学は珍しいみたい。
「ここに居たのね」
不意に掛けられた言葉に顔を上げれば少女が立っていた。
メイクで整えられた顔に、長く艶のあるブラウン色の髪を揺らす美少女。
彼女の名前は石川由依。
金持ちばかりが通う特進科クラスの生徒だ。
えっ?何故友達かって?
ん〜、何て説明すれば良いんだろう…。
チラッ。
「僕達のストーカーって言っとけば?」
「あら、私はただ美しい少年2人を愛でてるだけよ。まぁ、隠し撮りは否定しないけど」
微笑む彼女に僕達は顔を見合わせ溜め息を付く。
まぁ、悪い人ではないんだけど、ずっと付いて来る彼女にキレた歩稀がゲイをカミングアウトしたんだ。
けれど、彼女は腐女子?とか言うものらしく、美少年2人の禁断愛素敵!って何故か嬉しそうに叫ばれると言う謎展開に…。
そこから毎日のように普通科の校舎まで突入してくる始末。
僕達の通う高校は街でも有名なエスカレーター式のマンモス学校。
何故なら、小学校から大学まで同じ敷地内にあるからだ。
僕達みたいな外部入学は珍しいみたい。
「ここに居たのね」
不意に掛けられた言葉に顔を上げれば少女が立っていた。
メイクで整えられた顔に、長く艶のあるブラウン色の髪を揺らす美少女。
彼女の名前は石川由依。
金持ちばかりが通う特進科クラスの生徒だ。
えっ?何故友達かって?
ん〜、何て説明すれば良いんだろう…。
チラッ。
「僕達のストーカーって言っとけば?」
「あら、私はただ美しい少年2人を愛でてるだけよ。まぁ、隠し撮りは否定しないけど」
微笑む彼女に僕達は顔を見合わせ溜め息を付く。
まぁ、悪い人ではないんだけど、ずっと付いて来る彼女にキレた歩稀がゲイをカミングアウトしたんだ。
けれど、彼女は腐女子?とか言うものらしく、美少年2人の禁断愛素敵!って何故か嬉しそうに叫ばれると言う謎展開に…。
そこから毎日のように普通科の校舎まで突入してくる始末。