双子の貞子ちゃん 2




「伊織ちゃん、下着を舐めちゃだめよ。下着こそ良いもの身につけなさい。じゃないと怠惰な女になっちゃうわよっ!」



横山さんに聞こえないよう耳元でささやかれる。


「怠惰な女…。」


「伊織ちゃんはまずそんな女にならないと思うけど、その綺麗な体を衰えさせたくないの!」


「大丈夫、サイズはバッチリだから。…あ、でも成長してるかもね。今度、計らせてくれる?」




頭が混乱して返す言葉が出ない。


「あ、えっと…、ありがとうございます。……でも、なんで下着を?…着替えならたくさんありますよ?」




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