キミのためだけの動画
「りりこ、そろそろご飯よ」
「はーい」
お母さんに声をかけられ、スマホを持ってリビングに向かった。
何があっても、スマホは手放せない。みんなもそう思うよね。
私も学校にいるとき以外は常に持ち歩いてるんだ。
でも、お母さんは、分かってないの。今日もこんなこと言ったんだよ。
「スマホばっかり見てないで、勉強もしなさい。そんなもの見ても、りりこのためにならないんだからね!」
本当に口うるさいんだから。
しばらくするとお母さんがご飯を持ってきた。
それを私は、めんどくさくなっちゃって、いただきますも言わずに食べたの。そしたらお母さんのイライラに火がついたんだ。
「いただきますも言えないの! 本当にあんたは……」
ほら出た。ちょっと言わなかっただけなのに、すぐ文句言う。
「だいたい、スマホも見過ぎなのよ。動画投稿サイトだって、自分がやるわけじゃないんだから、見る必要ないでしょ!」
そこまで言われると流石に私もむっとしちゃう。
「今スマホの話は関係ないじゃん! もういい、ご飯いらない!」
私は机をたたいて立ち上がり、大きな足音を立てて自分の部屋に戻った。
「はーい」
お母さんに声をかけられ、スマホを持ってリビングに向かった。
何があっても、スマホは手放せない。みんなもそう思うよね。
私も学校にいるとき以外は常に持ち歩いてるんだ。
でも、お母さんは、分かってないの。今日もこんなこと言ったんだよ。
「スマホばっかり見てないで、勉強もしなさい。そんなもの見ても、りりこのためにならないんだからね!」
本当に口うるさいんだから。
しばらくするとお母さんがご飯を持ってきた。
それを私は、めんどくさくなっちゃって、いただきますも言わずに食べたの。そしたらお母さんのイライラに火がついたんだ。
「いただきますも言えないの! 本当にあんたは……」
ほら出た。ちょっと言わなかっただけなのに、すぐ文句言う。
「だいたい、スマホも見過ぎなのよ。動画投稿サイトだって、自分がやるわけじゃないんだから、見る必要ないでしょ!」
そこまで言われると流石に私もむっとしちゃう。
「今スマホの話は関係ないじゃん! もういい、ご飯いらない!」
私は机をたたいて立ち上がり、大きな足音を立てて自分の部屋に戻った。