俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています

会社の前に来た
あの光景がフラッシュバックする
慣れなきゃ…毎日ここを通らないと
いけないのに…

すぐに会社の中に入った

颯大さんから聞いていた役員専用の
エレベーターに乗った

エレベーターがついた

ドアが開くとそこには

「苅田さん⁇」

「おはようございます」

丁寧な挨拶をされた
そしてそのまま秘書課に案内された

まだ他の人は来ていない

「苅田さんはここでも働いていたんですか⁇」

「私は会長の秘書です
会長の指示で運転手をしております」

「そうだったんですね」

「苅田さん
どうか色々内密でお願いします」

「承知しております」

そして秘書課の人たちが出勤したら
挨拶に行った

「皆さん
今日から社長秘書をして頂く
加納すずさんです」

「加納すずです
よろしくお願いします」

「生田さん指導お願いします」

「はい」

苅田さんは違う仕事に向かった

苅田さんが行ってしまうと

「加納さんって何歳⁇」

少し派手な人が聞いてきた

「25歳です」

「若いのね」

少し嫌味気味で言ってきた

「加納さん
説明しますね」

生田さんが遮るように言った

色々説明を聞いた

やっていかれるかな⁇
秘書って大変…

秘書課に電話が入った

「加納さん
社長が来られたので行きますよ」

「はい」

エレベーターに乗り込み正面玄関へ

黒塗りの高級車が停まった

ドアが開き颯大さんが降りてきた

私も生田さんと同じく頭を下げてお出迎え

颯大さんが歩く後ろにつく

私は必死に生田さんの動きを見ていた

エレベーターも秘書が押す

颯大さんじゃないみたい
本当にこの人は社長なんだ
私はもしかして凄い人と結婚したの⁇

颯大さんは社長室に入った

苅田さんが来て

「加納さん」

「はい」

「社長がお呼びです
挨拶に行って来て下さい」

「はい」

社長室のドアをノックする

中から声がした

ドアを開けて中に入った