俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています
デスクの横に颯大さんが立っている

そのまま近づいた

目の前に立つと

「すず〜」

抱きしめてきた

「颯大さん…いや社長…」

困った…ここは会社…誰が入ってくるか
わからない…

「名前で呼んで」

身体を離され唇を重ねる

やっと離され

「ここ会社ですよ」

「知ってる」

「もう…」

「だって…1年離れてて
またすずがどこか行きそうで…不安なんだ」

「颯大さん…」

嬉しい気持ちとここは会社という気持ちが
複雑に絡み合っていた

「会社の正面玄関大丈夫か⁇」

もしかして颯大さんも気にしてくれていたんだ

「少し…苦しくなったけど…すぐに
会社の中に入ったから大丈夫」

「じゃあ裏口から出勤したら
いいんじゃないか⁇」

提案をしてくれたけど…

「私だけ裏口は…」

「わかった
もし…辛かったら言ってくれ」

「ありがとう」

貴方の優しさだけで嬉しいですよ

「今日の午後
ここにデスクが来るから
すずはここで仕事をするんだよ」

「えっ!」

突然の発言に驚いた
さっきの気持ちは…

颯大さんは独占欲半端ない







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