俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています
ここは羽菜の会社の近くのカフェ

私…加納すず24歳
今日はバイトは休み
だから羽菜に合わせてここに来た

私の目の前にはオレンジジュースが
置かれている

オレンジジュースを手に取り

「で⁇どうしたの⁇お願いって⁇」

「3か月限定なんだけど…」

何か歯切れが悪い

「うん!」

「バイトをお願いしたいの!」

懇願するように頭を下げる

「バイト⁇」

「そうなの…バイト料弾むからさあ」

「バイト料は羽菜が出すって事⁇」

「うん…いや…まあいいじゃん!」

まあいいか!
いや〜よくないでしょ

「ちなみになんの仕事⁇」

手に持っていたオレンジジュースを
テーブルに置いた

「それは…家政婦」

「家政婦⁇」

「うん…何も聞かないで引き受けて欲しいの」

はあ⁇どう言う事⁇
何も聞かないでって…何かヤバイ事⁇

今にも泣きそうな羽菜の顔
羽菜がこんなにもお願いする事は
なかったから…

「わかった理由は聞かない
ちょうどバイトが終わるから探そうと
思ってた所だからいいよ」

本当はまだまだ辞める気はなかったけど
羽菜の頼みなら今のバイトを辞めてもいいや

「本当⁇」

「うん」

「よかった〜」

安心したのか頼んでいたホットコーヒーを
冷めていたようで羽菜は一気に
飲み干した

「じゃあすず
また連絡するね」

慌ててカフェを出て行った

忙しそうだね
嵐のように去って行った羽菜を
見送った

家政婦か…








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