俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています
マンションで食事の用意をして
二人の帰りを待った

玄関が開いた

玄関に向かい

「おかえりなさいませ」

頭を下げた

頭を上げると苅田さんもいた
苅田さんは頭を軽く下げた

無言でリビングへ

「苅田…姫華に食事を食べさせてくれ」

「承知しました」

「お前はこっちに来い!」

苅田さんに食事の温め方を教えてから
社長の書斎に行った

「どう言う事だ⁇」

「何がですか⁇」

「何がですか⁇だと!
お前姫華に虐待をしているのか⁇
昨夜は我慢したが…幼稚園の先生に
朝の話を聞いた
俺は姫華を頼むと言ったはずだ!
朝食を食べさせないとはどういう事だ!
なぜ姫華にそんな事をするんだ!」

「私はけっして後ろめたい事は
していません」

「はあ⁇あんなひどい事して
後ろめたい事をしてないだと⁇」

「はい…」

今…私が姫君の事を悪く言うと
ダメだよね
私が否定すれば姫君が悪くなる
でも親に子どもが陰で何をしているのか
言うべきだと思う自分がいる
自分の中で葛藤する
どうしたらいいんだろう

羽菜の為に…悔しいけど…
ここは私が折れよう

「申し訳ありませんでした
私が至りませんでした」

頭を下げた

「認めたな
今後の君のやり方によっては辞めてもらう」

「はい…」

一層辞めさせてもらった方が楽かも…

「今日はこのまま部屋にいろ!
明日から姫華の事は何もしなくていい!」

「はい」

自分の部屋にこもった

悔しくて声を殺して泣いた









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