俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています
姫君のお迎えは社長が行ってくれるとの事

二人が帰ってきた

「おかえりなさい」

社長が

「迎えに行くと"すずがいい〜"って
わがまま言ってたんだ」

「言ってないもん」

可愛い姫君
最近はパパにわがままを言うようになった

そして食事をしてから社長は
私達をソファに呼んだ
三人でソファに座った

社長が口を開いた

「姫華⁇朝の話だけど…姫華とパパは
すずにママになって欲しいと思ってるよな⁇
だけど…すずの気持ちを聞かないといけない
すずが心から"ママになりたい"と
思ってくれるまで姫華は待てるか⁇」

「うん…すずが''ママになりたい''って
思ってくれるまで姫華パパと待つ」

「いい子だ」

姫君の頭を撫でた

「すず…俺たちは待つから
焦らなくていいよ
すずが目を覚さなかった時も
二人で待ったから…大丈夫」

なぜか涙が出てくる
こんなにも二人に愛されて

「ごめんなさい
こんなにも二人に愛されて幸せです
待たせるなんて…出来ない」

二人の顔が曇った

「私が二人の家族になってもいいですか⁇
社長のお嫁さんになってもいいですか⁇
姫華ちゃんのママになってもいいですか⁇」

もう顔がぐちゃぐちゃだ〜

社長に抱きしめられて

「当たり前だよ
すずを失いたくない
俺たち家族になろう」

「はい」

「パパ〜ずる〜い
姫華のママだよ」

姫君が小さな手でギュッと抱きしめてくれた

「姫華〜すずはパパのお嫁さんになるんだよ」

「姫華のママになるの!」

なぜか二人のバトルが始まった

嬉しくて嬉しくて涙が止まらなかった








< 70 / 142 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop