俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています
飲み物を出しソファに座った

「あの〜お話ってなんでしょうか⁇」

元カノはゆっくりコーヒーを飲み
カップを置く

何を言われるのかドキドキしていた

「結婚指輪綺麗ですね」

「ありがとうございます」

何この人…何が言いたいの⁇

「本当だったらその指輪は…
私の物だったのに」

この人は何を言い出すの⁇

「あの…」

「私と颯大は結婚の約束をしてたの」

「はい…存じています」

「そうよね
じゃあはっきり言わせて頂きますわ
あの人と別れて下さる⁇」

「はあ⁇どういう事でしょうか⁇」

「以前颯大が言ってました
"この結婚は後悔してる"って」

「えっ!」

「私の事を忘れられなかったって
だから私と寄りを戻したいと」

「嘘です
私は主人を信じます」

「そう…わかったわ
今だけね!そんな強気でいられるのは
最近彼帰り遅くない⁇
あっ!余計な事言ったわ
では失礼します」

彼女は帰って行った

どうしていいのかわからなかった
颯大さんが…彼女と寄りを戻したい⁇
姫華の事も言ったの⁇
忘れられなかったの⁇
そういえば最近帰りが遅い…
でも仕事が忙しくて遅いだけ
私はここにいてもいいの⁇
色々な思いがぐるぐるとうごめきあっていた

どのくらい時間が経ったのか…

「ママ〜ママ〜」

ハッと気づいた

「姫華!」

ギュッと抱きしめた

「ママ〜」

「すず…どうしたんだ⁇」

その声は颯大さん⁇
どうして⁇

「颯大さん…」

涙が出てきた

ただただ涙が止まらなかった

姫華は学校が終わり帰って来た
インターホンを鳴らすが私が出なくて不安で
コンシェルジュの人に颯大さんに連絡を
してもらい
心配した颯大さんが帰ってきたらしい













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