カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~
「充分です。気遣ってくださってありがとうございます」
清良の想像以上に、契約結婚生活は順風満帆だ。
にっこりと笑顔を向けると、総司も安心したように息をついた。
食事を終えると、総司は「少し仕事が残っているから」とソファに座ってノートPCを開いた。
清良は対面に座り、邪魔にならないよう静かに本を読む。
何もないのは寂しいからと、清良はローテーブルに紅茶とドライフルーツを置いた。
総司はマンゴーや杏をひょいひょいと摘まみ「止まらなくなるな」なんて言い訳しながらキーボードを叩いた。
交互にお風呂に入ったあと、ふたりはベッドへ。
宣言通り、たっぷり愛され眠りにつく。
このときだけは妙にわかりやすく夫婦になるふたりだ。
深いことを考えず夫を求められるこの瞬間が、清良にとっての救いでもある。
(でも、これも愛とは違うんだろうな……)
それでも、清良が身体を捧げる相手は総司しかいないし、彼もまた然り。
彼を独占できる時間があることが、清良にとっては幸せだった。
清良の想像以上に、契約結婚生活は順風満帆だ。
にっこりと笑顔を向けると、総司も安心したように息をついた。
食事を終えると、総司は「少し仕事が残っているから」とソファに座ってノートPCを開いた。
清良は対面に座り、邪魔にならないよう静かに本を読む。
何もないのは寂しいからと、清良はローテーブルに紅茶とドライフルーツを置いた。
総司はマンゴーや杏をひょいひょいと摘まみ「止まらなくなるな」なんて言い訳しながらキーボードを叩いた。
交互にお風呂に入ったあと、ふたりはベッドへ。
宣言通り、たっぷり愛され眠りにつく。
このときだけは妙にわかりやすく夫婦になるふたりだ。
深いことを考えず夫を求められるこの瞬間が、清良にとっての救いでもある。
(でも、これも愛とは違うんだろうな……)
それでも、清良が身体を捧げる相手は総司しかいないし、彼もまた然り。
彼を独占できる時間があることが、清良にとっては幸せだった。