カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~
夜更けまで身体を絡ませじゃれついたあと、力尽きるように眠りに落ちて、翌朝はふたりして寝坊してしまった。
普段は六時に目を覚ます清良だが、この日ばかりは起きられず、気が付けばすでに七時過ぎ。
しまった、と頭を抱えながら携帯端末を確認すると、未読メッセージが一件届いていた。総司の秘書の真鍋からだ。
メールの宛先は総司で、CCに清良の名前が入っている。受信時間が夕べであることに気づき、慌てて中を確認した。
【明日の朝七時、総司さんをお迎えに上がります】
直後にピンポンと玄関のチャイムが鳴った。もうお迎えが……!
総司を揺り起こそうとするも、まず清良自身が全裸であることに気づき、手が止まった。
慌ててベッドから這い出し、ガウンを羽織り前を隠し、そうこうしている間に真鍋からの着信。
電話を取り、清良は階段を駆け下りながら受話口に向かって叫んだ。
「す、す、すみません、寝坊して、まだなんのご用意もできておりません……!」
リビングにあるドアフォンの管理パネルまで飛んでいき、敷地の入口にある鉄門のロックを解錠する。
モニターで車が門をくぐるのを確認すると、清良は真鍋を迎えに玄関へと走った。
普段は六時に目を覚ます清良だが、この日ばかりは起きられず、気が付けばすでに七時過ぎ。
しまった、と頭を抱えながら携帯端末を確認すると、未読メッセージが一件届いていた。総司の秘書の真鍋からだ。
メールの宛先は総司で、CCに清良の名前が入っている。受信時間が夕べであることに気づき、慌てて中を確認した。
【明日の朝七時、総司さんをお迎えに上がります】
直後にピンポンと玄関のチャイムが鳴った。もうお迎えが……!
総司を揺り起こそうとするも、まず清良自身が全裸であることに気づき、手が止まった。
慌ててベッドから這い出し、ガウンを羽織り前を隠し、そうこうしている間に真鍋からの着信。
電話を取り、清良は階段を駆け下りながら受話口に向かって叫んだ。
「す、す、すみません、寝坊して、まだなんのご用意もできておりません……!」
リビングにあるドアフォンの管理パネルまで飛んでいき、敷地の入口にある鉄門のロックを解錠する。
モニターで車が門をくぐるのを確認すると、清良は真鍋を迎えに玄関へと走った。