カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~
真鍋のフォローに、総司は深いため息で応える。
「だが、今はまだ部下に仕事を任せられるレベルまで達していない。後継を育てるには時間が必要だ」
「今回も任せた担当者がしくじりましてね。これからその尻拭いに向かうところです。ですが、いずれ周囲も仕事の仕方を覚えるでしょう。これは先行投資ですよ」
最後は総司に向かって語りかける。総司は「はいはいわかった」と手を振ってさっさと車を出すよう促した。
「では、三時間後――いえ、二時間五十五分後に」
地味に減った時間に驚いて総司と清良は顔を見合わせる。
どうやらのんびりできる時間は本当になさそうだ。のこり三――二時間五十五分の間に何をするか。
ふたりは目線を交わすがどうやら答えは同じだったらしく、清良はボッと頬を赤く染め、総司はニヤリと狡猾な笑みを浮かべた。
「行こう、清良。ふたりの時間がどんどん減っていく」
「あの……その……お手柔らかにお願いします」
ふたり手を繋ぎ指を絡ませて門をくぐる。玄関に入り靴を脱いだ瞬間、総司は清良を抱き上げた。
「っきゃあ!」
清良の悲鳴を無視して、総司はバスルームに直行する。
脱衣所に辿り着くとさっそく清良をマットの上に座らせ自身も膝をついた。妻の衣服に手をかけ問答無用で剥いでいく。
下着とショーツだけになって、これ以上はと胸の前で手をクロスした。
「だが、今はまだ部下に仕事を任せられるレベルまで達していない。後継を育てるには時間が必要だ」
「今回も任せた担当者がしくじりましてね。これからその尻拭いに向かうところです。ですが、いずれ周囲も仕事の仕方を覚えるでしょう。これは先行投資ですよ」
最後は総司に向かって語りかける。総司は「はいはいわかった」と手を振ってさっさと車を出すよう促した。
「では、三時間後――いえ、二時間五十五分後に」
地味に減った時間に驚いて総司と清良は顔を見合わせる。
どうやらのんびりできる時間は本当になさそうだ。のこり三――二時間五十五分の間に何をするか。
ふたりは目線を交わすがどうやら答えは同じだったらしく、清良はボッと頬を赤く染め、総司はニヤリと狡猾な笑みを浮かべた。
「行こう、清良。ふたりの時間がどんどん減っていく」
「あの……その……お手柔らかにお願いします」
ふたり手を繋ぎ指を絡ませて門をくぐる。玄関に入り靴を脱いだ瞬間、総司は清良を抱き上げた。
「っきゃあ!」
清良の悲鳴を無視して、総司はバスルームに直行する。
脱衣所に辿り着くとさっそく清良をマットの上に座らせ自身も膝をついた。妻の衣服に手をかけ問答無用で剥いでいく。
下着とショーツだけになって、これ以上はと胸の前で手をクロスした。