カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~
「君と俺は、今日ここで運命の出会いを果たし、恋に落ちた。だから結婚する。そんなシナリオはどうだろう」
あらかじめ描かれたストーリーを辿るように、彼は唇を近づけてくる。
驚いて清良はずいっと後ろに身を倒した。
「その設定は、少々無理があるのでは……?」
おそらく誰の目から見てもふたりは不釣り合いだろう。
だが、どうやら彼は本気のようで。その身をじわじわと清良のほうに傾けてくる。
「もっと刺激的なストーリーのほうがいいか?」
彼の眼差しが清良の胸元に注がれる。毛布一枚でかろうじて隠れている胸。
彼が視線を突き刺すと、その毛布の奥まで暴かれそうで緊張する。
「確か歳は二十五と言っていたか? もう自分の行いに責任の持てる年齢だな」
責任とは一体……? そんな疑問を口にする前に、彼は清良の肩をちょんとついてベッドの上に転がした。
倒れた清良の顔の横に、すかさず彼は右肘をついて覆い被さる。
彼の身体が毛布一枚隔てて自分の上に圧し掛かってきた。
恋愛に疎い初心な清良でもさすがにこの状況にはバクバクと鼓動が騒ぎだす。
あらかじめ描かれたストーリーを辿るように、彼は唇を近づけてくる。
驚いて清良はずいっと後ろに身を倒した。
「その設定は、少々無理があるのでは……?」
おそらく誰の目から見てもふたりは不釣り合いだろう。
だが、どうやら彼は本気のようで。その身をじわじわと清良のほうに傾けてくる。
「もっと刺激的なストーリーのほうがいいか?」
彼の眼差しが清良の胸元に注がれる。毛布一枚でかろうじて隠れている胸。
彼が視線を突き刺すと、その毛布の奥まで暴かれそうで緊張する。
「確か歳は二十五と言っていたか? もう自分の行いに責任の持てる年齢だな」
責任とは一体……? そんな疑問を口にする前に、彼は清良の肩をちょんとついてベッドの上に転がした。
倒れた清良の顔の横に、すかさず彼は右肘をついて覆い被さる。
彼の身体が毛布一枚隔てて自分の上に圧し掛かってきた。
恋愛に疎い初心な清良でもさすがにこの状況にはバクバクと鼓動が騒ぎだす。