【修正版】午前8時のシンデレラ
上目遣いに瑠偉さんを見る。
すると、彼はクスっと笑うとわざと耳元で甘く囁く。
「素直じゃないな。まあ、そんなとこも好きだけど」
男の人なのにどうしてこんなに色気があるんだろう。
ハンサムで頭が良くて、いつも余裕で、私には意地悪で。
でも、私はそんな彼が好きだ。
誰にも渡したくない。
自分だけを見てて欲しい。
彼に近づくほど欲張りになる。
衝動にかられて彼のネクタイを掴んだ。
予想外の私の行動に瑠偉さんが「芽衣……!」と息を呑んで目を大きく見開く。
「意地悪する子はお仕置きです」
そう呟いて彼の唇にキスをした。
そっと触れるだけのキス。
刺激的で甘いキスは、ちょっぴり罪の味がした。
「東雲さんって意外と肉食だね。これから佐久間と打ち合わせするからスケジュールの確認はいいよ。今日は来客もあるしね。続きはまた後で」
瑠偉さんは急に上司の顔に戻った。
でも、この目は美しい獣の目だ。
すると、彼はクスっと笑うとわざと耳元で甘く囁く。
「素直じゃないな。まあ、そんなとこも好きだけど」
男の人なのにどうしてこんなに色気があるんだろう。
ハンサムで頭が良くて、いつも余裕で、私には意地悪で。
でも、私はそんな彼が好きだ。
誰にも渡したくない。
自分だけを見てて欲しい。
彼に近づくほど欲張りになる。
衝動にかられて彼のネクタイを掴んだ。
予想外の私の行動に瑠偉さんが「芽衣……!」と息を呑んで目を大きく見開く。
「意地悪する子はお仕置きです」
そう呟いて彼の唇にキスをした。
そっと触れるだけのキス。
刺激的で甘いキスは、ちょっぴり罪の味がした。
「東雲さんって意外と肉食だね。これから佐久間と打ち合わせするからスケジュールの確認はいいよ。今日は来客もあるしね。続きはまた後で」
瑠偉さんは急に上司の顔に戻った。
でも、この目は美しい獣の目だ。