【修正版】午前8時のシンデレラ
どれが安いかなんてわからない。
「私、指が小さいからサイズがないんじゃあ?」
そんな言い訳をして逃げようとするが、彼はニヤリとする。
「そこはリサーチ済み。全部六号のを用意してもらったし、サイズが合わなければサイズ直ししてもらうから。とりあえず、全部はめてみたら?」
この姉弟は本当に抜かりない。
思わず苦笑する。
はめるだけならいいかな?
綺麗だし、こんな機会もそうないかもしれない。
目の前の誘惑にはやはり勝てない。
そう思ってちょっと気になったデザインの指輪を手にとってはめてみる。
サイズはぴったりだった。
中央のブリリアントカットのダイヤをメレダイヤが取り囲んで上品な輝きを放つ。
他のと比べるとメインのダイヤも少し小さめ。
これなら毎日つけててもおかしくない。
「それ気に入ったの?」
指輪に見入っていたら、瑠偉さんも私に顔を寄せてじっと指輪を見た。
「キレイ。でも、ずっとはめてると欲しくなるから」
「私、指が小さいからサイズがないんじゃあ?」
そんな言い訳をして逃げようとするが、彼はニヤリとする。
「そこはリサーチ済み。全部六号のを用意してもらったし、サイズが合わなければサイズ直ししてもらうから。とりあえず、全部はめてみたら?」
この姉弟は本当に抜かりない。
思わず苦笑する。
はめるだけならいいかな?
綺麗だし、こんな機会もそうないかもしれない。
目の前の誘惑にはやはり勝てない。
そう思ってちょっと気になったデザインの指輪を手にとってはめてみる。
サイズはぴったりだった。
中央のブリリアントカットのダイヤをメレダイヤが取り囲んで上品な輝きを放つ。
他のと比べるとメインのダイヤも少し小さめ。
これなら毎日つけててもおかしくない。
「それ気に入ったの?」
指輪に見入っていたら、瑠偉さんも私に顔を寄せてじっと指輪を見た。
「キレイ。でも、ずっとはめてると欲しくなるから」