【修正版】午前8時のシンデレラ
彼女がお酒を飲んでほんのり頬がピンクに染まった姿はとても可愛くて、どこか儚げで、思わず彼女に声をかけていた。
声も透き通るように綺麗で、彼女のおしゃべりがとても耳に心地よかった。
まるで桜の妖精のような女性だった。
昨日、叔父に無理やりセッティングされた見合い相手とは比較出来ないほど魅力的な人だった。
磁石のように吸い寄せられて、自分から彼女の唇にそっと口付けした。
彼女は最初は驚いていたが拒まなかった。
それから彼女の身体中隈無くキスをして、ゆっくり愛し合った。
とても大事に……大事に抱いた。
彼女が初めてだったのには驚いたが、自分が最初の男と知って嬉しかった。
彼女の全てを独占したい。
あの優しい眼差しも、声も、温もりも、何もかも。
自分から女を求めたことなどいままでなかった。
彼女は俺の運命の相手だって思った。
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