【修正版】午前8時のシンデレラ
冷静に、冷静に。
「公私混同してるのは十分承知してます。東雲芽依さんを僕に託してはくれませんか?」
真摯な眼で、山田副社長を見つめる。
「君、東雲くん守れるの?」
「悪魔に魂売ってでも、彼女だけは守ります」
この言葉に嘘偽りはない。
「いつから欲しいの?」
「ご承認頂けるんですか?」
彼の意外な言葉に耳を疑った。
「動機は不純だけど、建て前として資格は十分だしいいんじゃない。これは僕と一条くんとのオフレコの会話だしね」
山田副社長は、笑顔を見せた。
「ありがとうございます」
「でも、覚えておいてくれる?君が東雲くんを守れない場合は、他の男に彼女を託すから。佐久間くんや同じ海外営業部の杉本くんも僕の中では有力候補だからね」
山田副社長の言葉に、彼だけじゃなく佐久間や杉本にも殺意を抱きそうになった。
冗談じゃない。
せっかく見つけたのだ。
「公私混同してるのは十分承知してます。東雲芽依さんを僕に託してはくれませんか?」
真摯な眼で、山田副社長を見つめる。
「君、東雲くん守れるの?」
「悪魔に魂売ってでも、彼女だけは守ります」
この言葉に嘘偽りはない。
「いつから欲しいの?」
「ご承認頂けるんですか?」
彼の意外な言葉に耳を疑った。
「動機は不純だけど、建て前として資格は十分だしいいんじゃない。これは僕と一条くんとのオフレコの会話だしね」
山田副社長は、笑顔を見せた。
「ありがとうございます」
「でも、覚えておいてくれる?君が東雲くんを守れない場合は、他の男に彼女を託すから。佐久間くんや同じ海外営業部の杉本くんも僕の中では有力候補だからね」
山田副社長の言葉に、彼だけじゃなく佐久間や杉本にも殺意を抱きそうになった。
冗談じゃない。
せっかく見つけたのだ。