【修正版】午前8時のシンデレラ
芽依の手を掴んで俺の胸に当てる。
「俺の心臓いくつあっても足りないんだけど」
俺の心臓の鼓動の早さに、芽依は驚いていた。
だが、彼女が西嶋に近づくのを見た時は、心臓が止まるかと思った。
「嘘……」
「俺も人間だよ。芽依が刺されるかと思って気が気じゃなかった。もう絶対あんな事しないで」
頼むから無茶なことはしないで欲しい。
彼女に何かあったら、気がおかしくなってたかもしれない。
いつになく厳しい口調で芽依に注意する。
だが、彼女はあまり懲りていないらしい。
俺の頬の傷にハンカチを当てて血を拭うと、彼女は笑みを浮かべた。
「なんか海賊みたい。何をしても格好いいって罪ですよ」
芽依の呑気な言葉につられて笑顔になる。
「海賊ならこのまま姫を連れ去りたいとこだけど、どうやら時間切れ」
視界に姉の姿が飛び込んで来て、悪戯っぽく笑った。
「俺の心臓いくつあっても足りないんだけど」
俺の心臓の鼓動の早さに、芽依は驚いていた。
だが、彼女が西嶋に近づくのを見た時は、心臓が止まるかと思った。
「嘘……」
「俺も人間だよ。芽依が刺されるかと思って気が気じゃなかった。もう絶対あんな事しないで」
頼むから無茶なことはしないで欲しい。
彼女に何かあったら、気がおかしくなってたかもしれない。
いつになく厳しい口調で芽依に注意する。
だが、彼女はあまり懲りていないらしい。
俺の頬の傷にハンカチを当てて血を拭うと、彼女は笑みを浮かべた。
「なんか海賊みたい。何をしても格好いいって罪ですよ」
芽依の呑気な言葉につられて笑顔になる。
「海賊ならこのまま姫を連れ去りたいとこだけど、どうやら時間切れ」
視界に姉の姿が飛び込んで来て、悪戯っぽく笑った。