【修正版】午前8時のシンデレラ
「そんな事より、芽依の後任。杉本、ちょっと来てくれるかな」
視界に映った杉本を呼び止める。
「一条さん、入籍されたんですね。あんまり言いたくないですけど、とりあえずおめでとうございます。それで何ですか?企画書なら机の上に置いておきましたよ」
相変わらず爽やかな笑顔だけど、俺に喧嘩売ってるのか?
「来年の三月末で芽依……東雲さんが退社するから、その後任を杉本にしようと考えてる」
杉本の言葉はスルーして上司の顔で彼に告げる。
「え?僕みたいなので良いんですか?もっと見栄えのいい女の子とか」
見栄えのいいって、ここをどこだと思ってるんだ。
杉本の言葉に眉間にしわが寄る。
「キャバクラじゃないんだから。俺はそんなの求めてない」
いろいろとこいつも誤解しているようなので強く否定した。
「杉本には俺のスケジュール管理もしてもらうけど、佐久間と一緒に出張にも同行してもらう。その代わり、お前の下に庶務担当の女の子をつけるから。来客のお茶だしとかコピーとか庶務的な事はその子にお願いするといい。お前が仕事を覚えるいい機会だと思う」
視界に映った杉本を呼び止める。
「一条さん、入籍されたんですね。あんまり言いたくないですけど、とりあえずおめでとうございます。それで何ですか?企画書なら机の上に置いておきましたよ」
相変わらず爽やかな笑顔だけど、俺に喧嘩売ってるのか?
「来年の三月末で芽依……東雲さんが退社するから、その後任を杉本にしようと考えてる」
杉本の言葉はスルーして上司の顔で彼に告げる。
「え?僕みたいなので良いんですか?もっと見栄えのいい女の子とか」
見栄えのいいって、ここをどこだと思ってるんだ。
杉本の言葉に眉間にしわが寄る。
「キャバクラじゃないんだから。俺はそんなの求めてない」
いろいろとこいつも誤解しているようなので強く否定した。
「杉本には俺のスケジュール管理もしてもらうけど、佐久間と一緒に出張にも同行してもらう。その代わり、お前の下に庶務担当の女の子をつけるから。来客のお茶だしとかコピーとか庶務的な事はその子にお願いするといい。お前が仕事を覚えるいい機会だと思う」