【修正版】午前8時のシンデレラ
副社長を見た芽依がすかさず注意する。
「やあ、東雲くん、おはよう。僕の仕事はね、昨日頑張って夜やったから大丈夫だよ」
本当に副社長は仕事をしたんだと思う。
芽依の後任が、彼女のようにテキパキ仕事しているとは思えない。
多分、今教育中だろう。
「部長逃げてちゃ駄目ですよ。ちゃんとお仕事して下さい」
「だからね、東雲くん。仕事……」
芽依が怒ってる姿も可愛かったが、あまりにも副社長が不憫だったので俺が割って入った。
「芽依、こちらはうちの会社の副社長だよ」
「う……そ」
俺の言葉が衝撃的だったのか、芽依はそう呟いて目を大きく見開いた。
まあ、普通は信じられないよな。
「総務部長でもあるけど、副社長なんだ。副社長、今日区役所に婚姻届を提出して来ました。この度は本当にお世話になりました。芽依さんの異動をご承認頂いたこと、本当に感謝しています」
「やあ、東雲くん、おはよう。僕の仕事はね、昨日頑張って夜やったから大丈夫だよ」
本当に副社長は仕事をしたんだと思う。
芽依の後任が、彼女のようにテキパキ仕事しているとは思えない。
多分、今教育中だろう。
「部長逃げてちゃ駄目ですよ。ちゃんとお仕事して下さい」
「だからね、東雲くん。仕事……」
芽依が怒ってる姿も可愛かったが、あまりにも副社長が不憫だったので俺が割って入った。
「芽依、こちらはうちの会社の副社長だよ」
「う……そ」
俺の言葉が衝撃的だったのか、芽依はそう呟いて目を大きく見開いた。
まあ、普通は信じられないよな。
「総務部長でもあるけど、副社長なんだ。副社長、今日区役所に婚姻届を提出して来ました。この度は本当にお世話になりました。芽依さんの異動をご承認頂いたこと、本当に感謝しています」