夢子の不倫日記
始まりは、彼が常連さんと野球観戦をして帰ってきた日のこと。


私はもう一つのバイトをしていた。


大雨の中、突然お店の外に全身青の変なおじさんがドアを叩いていた。


私は、すみません、もう閉園です!って言いに外に出た。


そしたら彼だった。


全身びしょ濡れで、少し酔っ払っていて、笑顔で、


「今みんなで○○で飲んでるからバイト終わったらすぐ来い!!」


と言われた。


とても嬉しかった。


その嬉しい理由は、彼に飲みに来いって言われたのが初めてだったからだ。


私は終わって急いで行った。


彼の隣に座った。



みんないい感じに酔っ払っていて、彼はかなり酔っ払っていた。


そして、その時初めて彼からボディタッチをしてきた。


まぁ酔っ払ってるからしょうがないね、


ここで気にしすぎるのも場の雰囲気を壊すし、笑いながら避けていた。



閉店時間になり、みんなで帰ろうとした。


しかし彼は帰りたくないと言い私ともう1人の常連さん(店長の男友達)を連れてキャバクラに行った。




彼の紹介を忘れてた。

彼は個人経営をしていて、40代後半の妻子持ち。



キャバクラでももちろん、移動している時、ずっと私と手を繋いでいた。


手を繋ぐのはやばいと思い、彼の手首を掴むのとにした。でも彼は繋ぎ直してくる

その繰り返しで


私たちはタクシーに乗って帰った。


タクシーで彼のセクハラはエスカレートした。


一緒にお店に戻って、自転車で帰るつもりだったが、私は先に降りた。



やっと解放された。めんどくさかったなぁ。


って思いながら歩いていたら彼が目の前からよろよろしながら歩いてきた。


は!?勘弁してくれ。


って思って彼に何で降りたのか聞いた。


「心配だから」


と言われた。


その頃の私は1ミリもそういう思いがなかったから、「いや、いいわー、めんどくさいわー」
と思ってた


田舎で、夜中の3時だったため、タクシーはもうなかった、


お店が近くにあったのでそこまで一緒に行って自転車で早く帰ろうと思った。




そこからだった。



あの時、行かなければこうならなかったかな



行ってなければ、今こんな辛くなってないだろうな



全てが夢でありますように、と思う今



あの時のことをすごく後悔している。
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