ロミオは、ふたりいない。

「ジュリ
今日、なんの日か知ってる?」



「うん!
学校始まるまで、あと3日の日!」



「なにそれ?
当たり前じゃん」



ユートが笑った



「知ってるよ…

付き合って、1ヶ月の日!」



「知ってた?」



「うん、知ってた」




1ヶ月か…




まだユートと



ドキン…



やっと手が繋げるようになった



それだけ




ユート

私のこと

好きじゃない?



< 150 / 420 >

この作品をシェア

pagetop