■王とメイドの切ない恋物語■
少し沈黙がおきる。
ドキドキドキ…
「あー、ダメだ…」
エリックが頭を抱える。
「どうしたの?」
「リリア、急すぎるんだよ」
なにが?
さっぱりわからない。
「まだ心の準備できてないし、今言っても100パーセント無理だし…あー、俺って情けねーな」
とかなんとか、ブツブツ言ってるのが聞こえる。
「ねー、エリック、何ブツブツ言ってるの?」
「あぁ、こっちのこと。花言葉は、また今度な」
と、立ち上がった。
「えー?なんでー?」
私も立ち上がった。
「まぁ俺にも色々事情があるわけよ」
と、困った顔をする。
「んー、じゃあ、わかったよー。また今度ね」
何か事情があるなら仕方ない。私も、それ以上突っ込まないことにした。
「この花、本当に可愛いよね」
私は、もう1回ピンクの花を見つめる。
「また、その花、欲しい時は、いつでも俺に言えよ」
エリックが照れくさそうに言う。
「うん、ありがとう、エリック」
もうそろそろ戻ろうかな。
「じゃあ、またね」
私が笑顔で、そう言うと、
「おう じゃあな」
エリックは、そう言うと、帰っていった。
ドキドキドキ…
「あー、ダメだ…」
エリックが頭を抱える。
「どうしたの?」
「リリア、急すぎるんだよ」
なにが?
さっぱりわからない。
「まだ心の準備できてないし、今言っても100パーセント無理だし…あー、俺って情けねーな」
とかなんとか、ブツブツ言ってるのが聞こえる。
「ねー、エリック、何ブツブツ言ってるの?」
「あぁ、こっちのこと。花言葉は、また今度な」
と、立ち上がった。
「えー?なんでー?」
私も立ち上がった。
「まぁ俺にも色々事情があるわけよ」
と、困った顔をする。
「んー、じゃあ、わかったよー。また今度ね」
何か事情があるなら仕方ない。私も、それ以上突っ込まないことにした。
「この花、本当に可愛いよね」
私は、もう1回ピンクの花を見つめる。
「また、その花、欲しい時は、いつでも俺に言えよ」
エリックが照れくさそうに言う。
「うん、ありがとう、エリック」
もうそろそろ戻ろうかな。
「じゃあ、またね」
私が笑顔で、そう言うと、
「おう じゃあな」
エリックは、そう言うと、帰っていった。