■王とメイドの切ない恋物語■
「何でエリックが、ここに出てくるんですかーっ」
私が、突っ込むと、
「あら、エリックに花束もらってたじゃない」
と、チチリさんはニヤニヤする。
「あれは、ただのお礼でもらったんだもん」
私が反論すると
「あの花はね、好きな人に告白する時に渡す花なの。庭師のエリックが、それを知らないわけないじゃない」
「えっ!そうなんですか?でも…告白されたわけじゃないし」
私が、つぶやくと、
「エリック、リリアに好きな人がいるって知らないの?」
「知ってます…」
それが誰かまで、知ってたりするんだよな。
「だから、打ち明けにくいだけじゃないの?」
チチリさんはそう言うと、紅茶を用意しはじめた。
そうなのかな?
エリック…
「それはそうと、リリア、夏休みの予定は?」
私は、首を振る。
「夏休みがあることすら知らなかったので、ノープランです」
「そう、じゃあさ、海行かない?今日のお昼に、夏休みは、みんなで海行こうよってなったんだけど」
海!?私の目が輝いた。
「行きます。絶対行きます!海、行ったことないんです。海、見てみたいな」
チチリさんは、紅茶を渡しながら、
「おっけーい、じゃあリリアも参加ね。楽しみだね」
と、はしゃいだ。
海って、どんなところだろう?
私は、夏休みが、とても楽しみになった。
私が、突っ込むと、
「あら、エリックに花束もらってたじゃない」
と、チチリさんはニヤニヤする。
「あれは、ただのお礼でもらったんだもん」
私が反論すると
「あの花はね、好きな人に告白する時に渡す花なの。庭師のエリックが、それを知らないわけないじゃない」
「えっ!そうなんですか?でも…告白されたわけじゃないし」
私が、つぶやくと、
「エリック、リリアに好きな人がいるって知らないの?」
「知ってます…」
それが誰かまで、知ってたりするんだよな。
「だから、打ち明けにくいだけじゃないの?」
チチリさんはそう言うと、紅茶を用意しはじめた。
そうなのかな?
エリック…
「それはそうと、リリア、夏休みの予定は?」
私は、首を振る。
「夏休みがあることすら知らなかったので、ノープランです」
「そう、じゃあさ、海行かない?今日のお昼に、夏休みは、みんなで海行こうよってなったんだけど」
海!?私の目が輝いた。
「行きます。絶対行きます!海、行ったことないんです。海、見てみたいな」
チチリさんは、紅茶を渡しながら、
「おっけーい、じゃあリリアも参加ね。楽しみだね」
と、はしゃいだ。
海って、どんなところだろう?
私は、夏休みが、とても楽しみになった。