■王とメイドの切ない恋物語■
チチリさん、ちゃんと話せたかな。


その後、チチリさんの部屋で少し待ってみた。


けど、帰ってこず、外泊届けを出したみたいだった。


ということは、きっとうまくいったんだよね?

そうだといいな。

私は窓から外を眺めた。

星がキラキラ輝いている。

みんなが幸せになるのは難しい。

でも1人でも多くの人が幸せになってほしい。

チチリさんとルアンさんが、幸せになれますように。


私は、そう星に願い、ベットに入った。

< 214 / 396 >

この作品をシェア

pagetop