■王とメイドの切ない恋物語■
部屋で
「どうぞ」
トーマ様が、ドアを開け、エスコートしてくれる。
こういう風に、女の子扱いされたことが、あまりないから、すごい照れて、これだけでドキドキしてしまう。
「トーマ様、ありがとうございます」
私は部屋の中に、入っていった。
ソワソワ。
いやー、やっぱり緊張するよ。
うわー、やっぱり本が大好きなんだね。
壁一面が大きな本棚になっていて、たくさんの本が並んでいる。
これ、全部1人で読んだのかな?
ふと、トーマ様を見ると、自分の机の上に飾ってあった、写真たてを、伏せていた。
ん?
何か、見られるとまずいものが、写っているのかな?
気になる。
めちゃくちゃ気になる。
「ああ、これ?」
トーマ様が、写真縦に手を置いた。
「わたしの宝物が入ってるんだ」
「宝物?」
「そう。これを見ると頑張ろうって思えるんだ」
ますます気になるよー。
「いずれわかるよ」
トーマ様は、私を優しく見つめ、それ以上何も言わなかった。
トーマ様が、ドアを開け、エスコートしてくれる。
こういう風に、女の子扱いされたことが、あまりないから、すごい照れて、これだけでドキドキしてしまう。
「トーマ様、ありがとうございます」
私は部屋の中に、入っていった。
ソワソワ。
いやー、やっぱり緊張するよ。
うわー、やっぱり本が大好きなんだね。
壁一面が大きな本棚になっていて、たくさんの本が並んでいる。
これ、全部1人で読んだのかな?
ふと、トーマ様を見ると、自分の机の上に飾ってあった、写真たてを、伏せていた。
ん?
何か、見られるとまずいものが、写っているのかな?
気になる。
めちゃくちゃ気になる。
「ああ、これ?」
トーマ様が、写真縦に手を置いた。
「わたしの宝物が入ってるんだ」
「宝物?」
「そう。これを見ると頑張ろうって思えるんだ」
ますます気になるよー。
「いずれわかるよ」
トーマ様は、私を優しく見つめ、それ以上何も言わなかった。