■王とメイドの切ない恋物語■
私たちは、時間まで手をつないで公園を散歩した。
まだ、夢を見ているような感じだった。
私が、お城に戻らなくてはいけない時間になってきた。
「そろそろ、戻らなくてはいけないです。はい」
幸せ過ぎて、敬語も変な感じだ。
トーマ様には、敬語じゃなくていいって言われたけど、まだそんな急には無理だった。
「じゃあ、また後で」
「はい」
私たちは、公園の入り口でわかれた。
公園で散歩してるとき、
二人で決めたことが、2つある。
1つは、クリスマスまで二人のことは内緒にする。
もし、付き合っていることがばれたら、絶対面白くないって思う人がたくさんいると思う。
私が狙われることが予想される。
だって、ただのメイドだよ?
それに…、花嫁候補だもん。一応。
あー、考えてて恥ずかしい。
トーマ様が12月の初めに、国外に1週間遠征に行くらしい。
トーマ様は、自分が傍にいない時に私に何かあったら困るよ、ってことらしい。
だから、公表は、トーマ様が遠征から帰ってきた後のクリスマスパーティーの時にする事にした。
あ、今まで協力してくれたチチリさん、エリック、マーヤさんには、報告OKみたい。
3人とも口が硬いもんね。
エリックには、ちょっと言いづらいけど…
もう1つは、少しずつでいいから、2人の時は王とメイドの関係を無くしていく事。
これは、私が遠慮し過ぎてるのが、いけないんだけどね。
ガッチガチだもんな。私。
頑張ろう。
私は、急いでお城に戻った。
まだ、夢を見ているような感じだった。
私が、お城に戻らなくてはいけない時間になってきた。
「そろそろ、戻らなくてはいけないです。はい」
幸せ過ぎて、敬語も変な感じだ。
トーマ様には、敬語じゃなくていいって言われたけど、まだそんな急には無理だった。
「じゃあ、また後で」
「はい」
私たちは、公園の入り口でわかれた。
公園で散歩してるとき、
二人で決めたことが、2つある。
1つは、クリスマスまで二人のことは内緒にする。
もし、付き合っていることがばれたら、絶対面白くないって思う人がたくさんいると思う。
私が狙われることが予想される。
だって、ただのメイドだよ?
それに…、花嫁候補だもん。一応。
あー、考えてて恥ずかしい。
トーマ様が12月の初めに、国外に1週間遠征に行くらしい。
トーマ様は、自分が傍にいない時に私に何かあったら困るよ、ってことらしい。
だから、公表は、トーマ様が遠征から帰ってきた後のクリスマスパーティーの時にする事にした。
あ、今まで協力してくれたチチリさん、エリック、マーヤさんには、報告OKみたい。
3人とも口が硬いもんね。
エリックには、ちょっと言いづらいけど…
もう1つは、少しずつでいいから、2人の時は王とメイドの関係を無くしていく事。
これは、私が遠慮し過ぎてるのが、いけないんだけどね。
ガッチガチだもんな。私。
頑張ろう。
私は、急いでお城に戻った。