■王とメイドの切ない恋物語■
好きな人
10月に入り、周りの景色も秋らしくなってきた。
あの日から3日、トーマ様と2人きりでは会っていない。
でも、廊下ですれ違う時とか、にこっと笑顔を見せてくれたりして、本当にうれしい。
毎日ルンルンだ。
今日はエリックが、庭の果物をごちそうしてくれるみたいなので、庭園に向かっているところだ。
最近は、よくチチリさんと3人で、遊んだりしている。
エリックいるかなー?
私は、庭を見渡す。
夏には無かった花々がたくさん咲いていて、とても綺麗だ。
私は奥の方まで行ってみた。
エリックは…
あっ いた
あれ?
もう1人、エリックの隣に立っている人がいる。
顔を見ると、夏、海でエリックを呼び出していたジュリアだった。
あの日から3日、トーマ様と2人きりでは会っていない。
でも、廊下ですれ違う時とか、にこっと笑顔を見せてくれたりして、本当にうれしい。
毎日ルンルンだ。
今日はエリックが、庭の果物をごちそうしてくれるみたいなので、庭園に向かっているところだ。
最近は、よくチチリさんと3人で、遊んだりしている。
エリックいるかなー?
私は、庭を見渡す。
夏には無かった花々がたくさん咲いていて、とても綺麗だ。
私は奥の方まで行ってみた。
エリックは…
あっ いた
あれ?
もう1人、エリックの隣に立っている人がいる。
顔を見ると、夏、海でエリックを呼び出していたジュリアだった。