■王とメイドの切ない恋物語■
「私さ、もう3年もトーマ様のこと、好きだったんだ」
3年。
そんなに前から、トーマ様のこと好きだったんだ。
ジュリアの気持ちを考えると、胸が苦しくなる。
「ごめんね、リリア。私、ここら辺で、踏ん切りつけたかったの。だからトーマ様に告白したんだ。嫌な思いさせて、ごめん」
ジュリアは、真剣に頭を下げた。
「ジュリア…。私こそ、ごめん。何も言えなくてごめん。色々あって、まだ言えなくて」
ジュリアは、笑って歩きだした。
「いいの。吹っ切るために、告白したんだから。リリアは全然気にしないで。本当よ」
「うん」
ジュリア…ありがとう。
私達は、廊下で、何故かエリックの話で盛り上がった。
エリックって面白いから、ネタがつきないよ
「本当、エリックって、いいやつだよねー」
「そうそう、私もそう思う~」
廊下に、私とジュリアの笑い声が響く
時計を見ると、もう少しで30分だ。
戻らないと
「ジュリア、呼び止めてごめんね」
ジュリアは、笑顔で首を振る。
「こっちこそ、聞いてくれてありがとう。すっきりしたわ。さーて、明日からは、標的をラノス様にかえるわよぉーっ。リリア、応援してよね」
ジュリアは、ぐっと親指を立てる
「あはは うん、もちろん!」
私達は、手を振って別れた。
また1人、本音で話せる友達が増えた。
ジュリア、ありがとう。
これからも、よろしくね。
私は、ラノス様の待つ部屋に戻っていった
3年。
そんなに前から、トーマ様のこと好きだったんだ。
ジュリアの気持ちを考えると、胸が苦しくなる。
「ごめんね、リリア。私、ここら辺で、踏ん切りつけたかったの。だからトーマ様に告白したんだ。嫌な思いさせて、ごめん」
ジュリアは、真剣に頭を下げた。
「ジュリア…。私こそ、ごめん。何も言えなくてごめん。色々あって、まだ言えなくて」
ジュリアは、笑って歩きだした。
「いいの。吹っ切るために、告白したんだから。リリアは全然気にしないで。本当よ」
「うん」
ジュリア…ありがとう。
私達は、廊下で、何故かエリックの話で盛り上がった。
エリックって面白いから、ネタがつきないよ
「本当、エリックって、いいやつだよねー」
「そうそう、私もそう思う~」
廊下に、私とジュリアの笑い声が響く
時計を見ると、もう少しで30分だ。
戻らないと
「ジュリア、呼び止めてごめんね」
ジュリアは、笑顔で首を振る。
「こっちこそ、聞いてくれてありがとう。すっきりしたわ。さーて、明日からは、標的をラノス様にかえるわよぉーっ。リリア、応援してよね」
ジュリアは、ぐっと親指を立てる
「あはは うん、もちろん!」
私達は、手を振って別れた。
また1人、本音で話せる友達が増えた。
ジュリア、ありがとう。
これからも、よろしくね。
私は、ラノス様の待つ部屋に戻っていった