■王とメイドの切ない恋物語■

エンディング

そして、春。

今日、トーマ様と私は結婚する。

みんなの笑顔が見える。

チチリさん

エリック

ジュリア



もちろん、エリザベス姫も、駆け付けてきてくれた。




向こうの方で、私の家族や、他のメイドの子達が手を振っている。

マーヤさんは、うちのお母さんと、涙を流しながら喜んでくれている。

トーマ様の側近や、大臣達の笑顔も見える。



お城の外には、国中の人々が、お祝いに駆け付けて来てくれているみたいだ。





こんなにも、たくさんの人が、私達を応援してくれている。

みんな、本当にありがとう。

私は、隣にいる愛しい人を見つめる。




私は、今日、トーマ様と結ばれます。

この先の、未来が、どうなるかはわからない。

でも、2人で手を取り合い、支え合っていけば、きっと幸せな未来が、待っていると思うの。



「行こうか」

「うん」

私は、トーマ様と1歩を踏み出した。




割れんばかりの、拍手と歓声が、空に広がった。




みんな、ありがとう

本当に、ありがとう

私、幸せになるね



END




☆リンクに続編があります(^^)
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