■王とメイドの切ない恋物語■
家に帰ると、私がいなかったので、お母さんが、家の前で心配そうに待っていた。


私が知らない男の子を連れて帰ってきたので、最初は、びっくりしていたが、事情を話すと、まーくんの頭を優しく撫で、家の中に招き入れた。

お母さんは、まーくんに優しく言った。


「お家の人が心配していると思うから、お家の人に連絡してもいいかな?」

まーくんは、頷いた。

まーくんから、連絡先を聞くと、どこかに電話をかけ、こっちにやって来た。

「お家の人が迎えに来てくれるって。それまで家でゆっくりしていってね」


そう言って、にこっと笑うと、私とまーくんに、熱々のスープを出してくれた。


私とまーくんは、スープを飲みながら、いっぱい話をした。


好きな食べ物や、秘密基地のことなどなど。


色々な話をした。


まーくんは、すっかり家にも打ち解けたみたいで、最高の笑顔を見せてくれた。

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