■王とメイドの切ない恋物語■
訪問
その日の夜、私はチチリさんと、チチリさんの部屋で、語り合っていた。
チチリさんは、ふぅーと、ため息をついた。
「なんなのよ、あのエリザベス姫って。トーマ様がいなくなると、全然別人じゃない。人使い荒すぎだよ」
そう言いながら、自分の肩を叩いている。
相当疲れてるみたいだ。
うんうん。
私も同じ意見だよ、チチリさん。
きっと、メイドのみんなが、そう思ってると思う
「そうですよね、全然態度違いますよね」
私は、うつむいて、手元の紅茶を見つめた。
チチリさんは、こっちをじーっと見つめて、
「どうした?何かあったの?」
さすがチチリさん。さすが心の友。
私のこと、よくわかってる。
「実は…」
チチリさんは、ふぅーと、ため息をついた。
「なんなのよ、あのエリザベス姫って。トーマ様がいなくなると、全然別人じゃない。人使い荒すぎだよ」
そう言いながら、自分の肩を叩いている。
相当疲れてるみたいだ。
うんうん。
私も同じ意見だよ、チチリさん。
きっと、メイドのみんなが、そう思ってると思う
「そうですよね、全然態度違いますよね」
私は、うつむいて、手元の紅茶を見つめた。
チチリさんは、こっちをじーっと見つめて、
「どうした?何かあったの?」
さすがチチリさん。さすが心の友。
私のこと、よくわかってる。
「実は…」