俺の友達は超能力が使えるようです!
俺の名前は小井一(いさらいはじめ)。中学二年生だ。この街に一ヶ月くらい前に親の仕事の都合で引っ越しできた。
俺の住んでいる街は日本一国際化していると言われている。街を歩けば、アメリカや中国、フランスにブラジルなど様々な国の人が住んでいる。だからか、街にも各国をモチーフにした場所やオブジェがあったりするんだよなぁ。
今まで住み慣れた街を離れてしまったのは寂しい。でも、すごく嬉しいこともあるんだ。それはーーー。
「やっぱりここの展望台から見る景色は最高だな〜!スケッチしたくなっちゃう!」
街の展望台から見える景色を見て、俺の隣で俺よりうんと背の低い女子が笑いながら手を動かす。その手にはペンがあり、広げられたスケッチブックには街の景色が描かれていた。
「お兄、手が止まってるよ。絵をうまく描けるようになりたいんでしょ?」
楽しそうな横顔を見てたらそう言われる。この女子は妹の朱莉(あかり)。俺より一つ歳下で中一だ。
俺の住んでいる街は日本一国際化していると言われている。街を歩けば、アメリカや中国、フランスにブラジルなど様々な国の人が住んでいる。だからか、街にも各国をモチーフにした場所やオブジェがあったりするんだよなぁ。
今まで住み慣れた街を離れてしまったのは寂しい。でも、すごく嬉しいこともあるんだ。それはーーー。
「やっぱりここの展望台から見る景色は最高だな〜!スケッチしたくなっちゃう!」
街の展望台から見える景色を見て、俺の隣で俺よりうんと背の低い女子が笑いながら手を動かす。その手にはペンがあり、広げられたスケッチブックには街の景色が描かれていた。
「お兄、手が止まってるよ。絵をうまく描けるようになりたいんでしょ?」
楽しそうな横顔を見てたらそう言われる。この女子は妹の朱莉(あかり)。俺より一つ歳下で中一だ。
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