愛情のカタチ 〜幸せのカタチ〜
1
いつもの朝。
俺は朝食を終え、茜が入れてくれたブラックコーヒーを飲みながら朝のニュースを見ていた。
茜のヤツ、新聞を取りに行くのに何分かかるんだ?
そう思っていると、玄関がいきなり開き、茜がリビングに走り込んで来た。
「よっ、洋太!大変!」
「ん?どうした?」
何をそんなに慌ててるんだ?
俺が茜に目を向けると、茜が新聞を机に置き、封筒を俺の目の前につきだした。
「んあ?何?」
俺は封筒を受け取り、中身を取り出した。
「はっ?!!」
俺は手紙から視線を茜に戻した。
「要と渚が結婚?!!」