愛情のカタチ 〜幸せのカタチ〜
今日は海の日も入れた3連休初日。
明日はお互いの実家に帰る為、休みが潰れるから今日はユックリ過ごす予定でいた。
「洋太、ほらっ!これ運んで!!」
茜が昼飯の支度をしていて、トンカツが乗った皿を俺に見せた。
「おっ!うまそぅ!」
「美味しいに決まってるじゃない!あたしが揚げたんだから(笑)」
「自信満々だな(笑)」
茜から皿を受け取り、机に皿を並べた。
「ゔ…きぼぢわる…!」
茜が炊飯器の前でしゃがみこんで、急に洗面所まで走って行った。
「おっ、おい、大丈夫か?!」
慌てて、俺も茜の後を追い、苦しそうに嘔吐する茜の背中を擦った。