愛情のカタチ 〜幸せのカタチ〜
「何で、あの二人が俺等ん家に来るんだぁぁ?!!」
―――…
今、俺は要と渚の目の前で腕組みをして座っている。
手紙を見た後、タイミング良く二人が現れたからだ。
しかも、デカイ旅行鞄を持って…。
そして、今に至る…。
「渚チャン?二人は家出してきたの?」
茜がコーヒーを淹れてカップをお盆に乗せ、持って来た。
「茜チャン!あたし等、本気なの!!」
渚が机をバンッと叩き、茜に迫る。
「まぁまぁ、茜も渚も座れって。」
俺が促すと二人共、席に着いた。