年上幼なじみ
「ねぇソコのキミ〜」

声がして振り向くといかにもチャラそうな男達が居た。

なにこいつら

「わ〜可愛い〜」

「一人〜?」

「制服じゃん!」

・・・うざっ

次々に話す男達。

「話かけないでもらいます?ってかウザイです」

ムカついたのでそう言ってこの場から離れようとした。

が・・・

――――ガシッ

「ちょと待ちなお嬢チャン」

捕まってしまった・・・

「なに?!放してっ!」

「ムリ〜」

必死に振りほどこうとする

けど、男と女の力の差

「このまま連れてく?」

「いいねぇ」

「さんせー!」

マジで?!!

ヤ・・・ヤバいヤバい!!

「イヤッ!!助けて春兄!!!」

こんな時、やっぱり助けを求めるのは大好きな人で

来るわけないのに・・・

「か〜わい助けてっだっぅお!!?」

男の声がして、掴まれていた腕が解放される

ゆっくり瞳を開けると・・・


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