イジワル御曹司は偽のフィアンセ様❤︎
「陽奈、どうかした?」
「いいえ、なんでもないです」
今はそれよりも明日の両親への挨拶を成功させることの方が大事。
せっかく私のために時間を割いてくれてるのだから……。
気持ちを切り替え部屋に戻ろうとした時だった。
小さな石に足をとられ転びそうになった。
「陽奈」
専務が私を抱きしめ助けてくれた。
「ありがとうございます。すみませんおっちょこちょいで」
だが専務は私を離そうとしない。
「修平さん?」
顔をあげると専務の顔が目の前にあって今にもキスしそうな距離に胸が高鳴る。
踏み込む勇気がないと思いながらも、私はゆっくりと目を閉じていた。
ドクドクとうるさいほどの鼓動と胸の奥をつままれたようにキュンと痛みを感じる。
だけどそれは決して嫌な痛さではではなく、心地いいというのだろうか、気持ちが昂る。
私専務とキスがしたいんだ。
さっき、キスしそうな雰囲気だったのに何もなかったことにすごくショックを覚えた。
その時だった。
私の唇に彼の唇が触れたのを感じた。
だがすぐに離れて、「え? もう終わっちゃうの?」そう思ったがすぐにまた唇が触れた。
どうしようドキドキして胸が痛いのに、嬉しい気持ちの方が大きい。
そして私を離さないと言わんばかりに吸い付くようなキスを角度を変え繰り返す。
まるで外国の恋愛映画で見るキスのようだった。
キスは激しさを増し、息遣いを荒くなる。
本の一瞬唇を離すと今度は彼の舌が口を割って入ってきた。
「いいえ、なんでもないです」
今はそれよりも明日の両親への挨拶を成功させることの方が大事。
せっかく私のために時間を割いてくれてるのだから……。
気持ちを切り替え部屋に戻ろうとした時だった。
小さな石に足をとられ転びそうになった。
「陽奈」
専務が私を抱きしめ助けてくれた。
「ありがとうございます。すみませんおっちょこちょいで」
だが専務は私を離そうとしない。
「修平さん?」
顔をあげると専務の顔が目の前にあって今にもキスしそうな距離に胸が高鳴る。
踏み込む勇気がないと思いながらも、私はゆっくりと目を閉じていた。
ドクドクとうるさいほどの鼓動と胸の奥をつままれたようにキュンと痛みを感じる。
だけどそれは決して嫌な痛さではではなく、心地いいというのだろうか、気持ちが昂る。
私専務とキスがしたいんだ。
さっき、キスしそうな雰囲気だったのに何もなかったことにすごくショックを覚えた。
その時だった。
私の唇に彼の唇が触れたのを感じた。
だがすぐに離れて、「え? もう終わっちゃうの?」そう思ったがすぐにまた唇が触れた。
どうしようドキドキして胸が痛いのに、嬉しい気持ちの方が大きい。
そして私を離さないと言わんばかりに吸い付くようなキスを角度を変え繰り返す。
まるで外国の恋愛映画で見るキスのようだった。
キスは激しさを増し、息遣いを荒くなる。
本の一瞬唇を離すと今度は彼の舌が口を割って入ってきた。