窓際でKISS
ごめん
「意味わかんないよ…」
私は怜から離れる。
「私、お兄ちゃんとはこうゆうことしちゃいけない関係なんだよ…」
「ごめん」
寂しい顔を一瞬するお兄ちゃん。
私もなぜか涙を浮かべる。
こんなのだめなのわかってる。
男と女だからって、だめだよね。
知ってる・・・。
「私、美嘉の友達だよ…。お兄ちゃんが美嘉傷つけたこと私は許せない」
怒鳴る私を見た怜は冷めた声で言った。
「は?俺がしたこと?俺は俺の恋愛がある。お前に縛られるような恋は俺の恋じゃないだろ。出てけよ」