キミがいるからわたしがいる
「こんにちは〜おじゃしマース!」
「はーいどーぞー ってはるか!その人たち誰?」
「ああえっと私に近い方から中2の大和、高1の怜と翔、中3の朔。全員桜花学園の生徒で私を含めてあなたたち[BLACK]の後輩。」
「遼もしかしてこいつらって」
「ああ真輝、そうかもな」
「はるか後輩ってどういうこと?」
「そのまんまの意味だよ。真弓」
「あのさはるか、もしかして君たち5人って今週末うちの事務所からデビューするかもって言われてる人たち?」
「新しくデビュー?なにそれ!新しくデビューするグループがあるの?!」
大和達もっと良い切り抜け方ないのかよって顔だな。
でもほかにどう切り抜ければ良いわけ?!
「あくまで噂だよ。俺らだって詳しいことは聞いてないし、マスコミにもまだ言ってないらしいから」
「へ〜いいこと聞いちゃった! っあ!このことは誰にも言わないから安心してね! 真弓も言っちゃだめだよ」
「もちろん!」
「じゃあはるか、俺ら顔出せたから帰るね」
「ああうん。忙しいのに着いてきてくれてありがとう」
「では、これから色々よろしくお願いしますねセンパイ」
「では、また」
「え、あ、はい、また」
「なんかあの人たち何しに来たんだろうって感じだった」
「確かになんだったんだろう」
「あと、先輩ってなんのことだろう?」
みんな騙してごめんね。でもこれで準備は万端かな?
あぁー 4日後が楽しみ!