契約夫婦の蜜夜事情~エリート社長はかりそめ妻を独占したくて堪らない~
「ははは、大丈夫ですよ。我が社の中でもチームワークが良いことで評判の港店ですから!」
田所の言葉に七瀬がチラリと梨乃を見た。
「まぁ、とにかくあっちで少し話しましょう」
そう言って田所が久我を応接コーナーへ促す。晴香がお茶を入れようと給湯室へ向かいかけた、ちょうどその時。
「あのっ」
七瀬が二人に声をかけた。
そして意外そうな表情で振り返った久我に大胆なことを言った。
「再来月の交流会、副社長も来られませんか?」
梨乃が信じられないというように目を剥いて七瀬を見た。
晴香もこれにはさすがに驚いた。
梨乃にいくら注意されてもまったく堪えているようにみえなかった彼女はメンタルが強いとは思っていたが、ここまでだとは。
若いとはいえ、仮にも久我は役員なのだ。しかも社長の次にあたるナンバー2。その久我を飲み会に誘うとは!
さらに七瀬は、凍りつく空気をものともせずに言葉を続ける。
田所の言葉に七瀬がチラリと梨乃を見た。
「まぁ、とにかくあっちで少し話しましょう」
そう言って田所が久我を応接コーナーへ促す。晴香がお茶を入れようと給湯室へ向かいかけた、ちょうどその時。
「あのっ」
七瀬が二人に声をかけた。
そして意外そうな表情で振り返った久我に大胆なことを言った。
「再来月の交流会、副社長も来られませんか?」
梨乃が信じられないというように目を剥いて七瀬を見た。
晴香もこれにはさすがに驚いた。
梨乃にいくら注意されてもまったく堪えているようにみえなかった彼女はメンタルが強いとは思っていたが、ここまでだとは。
若いとはいえ、仮にも久我は役員なのだ。しかも社長の次にあたるナンバー2。その久我を飲み会に誘うとは!
さらに七瀬は、凍りつく空気をものともせずに言葉を続ける。