契約夫婦の蜜夜事情~エリート社長はかりそめ妻を独占したくて堪らない~
「副社長が来られるなら、みんな喜ぶと思います! 私もそれだったら絶対に行きたい! 場所も本社のすぐそばですし…いかがですか?」
あんぐりと口を開けて絶句している田所に代わって梨乃が慌てて止めに入った。
「お、大鳥さん! 何言ってるのよ…もうっ! 副社長、すみません」
そして久我に頭を下げる。それにならって晴香も頭を下げた。
『セントラルホーム』はここ十年くらいで急成長した会社で比較的若い社員が多いのが特徴だ。
店舗ごとのチームワークも良く一応の上下関係はあるものの社員同士はフラットな関係だ。
それでも役員となると話は別だと晴香は思う。
気軽に、…しかも業務時間中に飲み会に誘ってもいい相手ではないだろう。
港店の新人教育はなってないと言われてもおかしくはなかった。
そんなことを考えて皆真っ青になってしまったわけだが、久我はそれほどは気にしていないようだった。
ふっと笑って思い出したように口を開いた。
「そういえば、本店の営業マンたちが言ってたな。新しいレストランでやるんだって?」
「そうなんです!」
あんぐりと口を開けて絶句している田所に代わって梨乃が慌てて止めに入った。
「お、大鳥さん! 何言ってるのよ…もうっ! 副社長、すみません」
そして久我に頭を下げる。それにならって晴香も頭を下げた。
『セントラルホーム』はここ十年くらいで急成長した会社で比較的若い社員が多いのが特徴だ。
店舗ごとのチームワークも良く一応の上下関係はあるものの社員同士はフラットな関係だ。
それでも役員となると話は別だと晴香は思う。
気軽に、…しかも業務時間中に飲み会に誘ってもいい相手ではないだろう。
港店の新人教育はなってないと言われてもおかしくはなかった。
そんなことを考えて皆真っ青になってしまったわけだが、久我はそれほどは気にしていないようだった。
ふっと笑って思い出したように口を開いた。
「そういえば、本店の営業マンたちが言ってたな。新しいレストランでやるんだって?」
「そうなんです!」