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「じゃあさ、俺達と一緒に食べる?」


思いきって誘ってみた。

「え…あの、でも…。」


「や、無理しなくてもいいけど。
でも、一人で食べるより人数多いほうが楽しいだろ?
…そう思って、さ。」

彼女はうつむいていた顔を少し上げた。

「でも、私なんかと一緒に…。
三浦くん達迷惑じゃないの?」

「迷惑だなんて。
そんな事ないよ。
だから、俺達と一緒に食べない?」


「………うん。」

少し考えてから、彼女はそう答えた。

「よし、決まり!
もうちょっとで斗真も来るから。」


そう俺が言った時、ちょうど斗真が来た。


「ワリイ…。
遅くなった…って森下さんじゃん。」

「森下さんも俺達と一緒に昼飯。
いいだろ?斗真。」
「ああ。
俺は全然かまわないよ。」

斗真が「やるじゃんお前。」とでも言うように、俺のほうをにやにやしながら見て言った。



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