俺様社長と溺愛婚前同居!?
結婚指輪を専門店に見に行くことになり、駅前で待ち合わせることにしてもらった。
その待ち合わせ時間と場所を神宮寺さんに知らせて、私の役目はここで終わりだ。
再会したふたりは、きっとお互いの本当の気持ちを通わせて幸せになる。
短い間だったけど、賢人さんとの同居生活は今まで味わったことのない幸せな日々だった。
きっと彼が私に声をかけてくれなかったら、こんな気持ちを味わうことはなかった。神宮寺さんの代わりだったんだろうけど、宝物のような時間に感謝している。
大好きなふたりだから――上手くいきますように。