好きになってくれない人へ。
「ね、先輩はどの写真がいいと思う?」
「そんなの自分で決めなよ」
「そんな事言わないで、可愛い後輩の相談に乗ってよ」


春輝の相談に乗る事にした。
結局その後、上手いこと話をそらされた春輝の相談から雑談に変わり1時間目の授業を2人でサボった。


★★★★★


2時間目の途中から授業に参加した私は授業を担当していた先生にネチネチと小言を言われ、蓮と茉心からは少し呆れた表情を向けられた。


「ったくよ、あの先生は面倒臭い事知ってだろ」
「……すっかり忘れてて」


授業が終わると蓮と茉心が私の席に寄ってきて、1時間目の授業で使ったノートを見せてくれた。
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