好きになってくれない人へ。
★★★★★
「ふーん、先輩のクラスは猫耳カフェなんだ」
「そ。春輝のクラスは何するの?」
「あー、内緒」
「え、何それ。気になるんですけど」
「そんな事より、先輩は猫耳つけて何か着るの?」
「着ないけど?」
「え、」
「え?」
いや、そこまでショック受けなくても。
文化祭当日、写真部は展覧会を開く事になり放課後は春輝と2人で展覧会に向けて準備をしている。
展覧会を開く予定はなかったのだけれど、「あの藤妻桜来と双海春輝の作品を是非見せてくれ」と要望があったらしく、校長から直々に頼まれ、こうして仕事が増えた。
「マジで言ってる?」
「だから、何が?」
「いやいや、猫耳カフェなんでしょ?」
「ふーん、先輩のクラスは猫耳カフェなんだ」
「そ。春輝のクラスは何するの?」
「あー、内緒」
「え、何それ。気になるんですけど」
「そんな事より、先輩は猫耳つけて何か着るの?」
「着ないけど?」
「え、」
「え?」
いや、そこまでショック受けなくても。
文化祭当日、写真部は展覧会を開く事になり放課後は春輝と2人で展覧会に向けて準備をしている。
展覧会を開く予定はなかったのだけれど、「あの藤妻桜来と双海春輝の作品を是非見せてくれ」と要望があったらしく、校長から直々に頼まれ、こうして仕事が増えた。
「マジで言ってる?」
「だから、何が?」
「いやいや、猫耳カフェなんでしょ?」