好きになってくれない人へ。
私の部屋と隣の家の蓮の部屋は向かい合わせになっていて、部屋の窓からお互いの部屋に行き来する事もできたりする。
窓を開けると土や砂で汚れた蓮が自分の部屋の窓際で私を待っていた。
「な! もう機嫌悪いのなおった?」
「……なおってない」
余計な事を言って。
少し忘れかけていたのに思い出しちゃったじゃん。
「やっぱりなー、だと思ってこれ」
そう言った蓮はコンビニの袋を渡してきた。
「何これ」
「お前が好きなコンビニのケーキ」
「え……」
「俺の分も買ったから一緒に食べようぜ」
袋の中には私が好きなコンビニ限定のショートケーキと好きなお菓子が入っていた。
「買ってきてくれたの?」
そんな事より、私がこのケーキとお菓子が好きだって事覚えててくれたんだ。
窓を開けると土や砂で汚れた蓮が自分の部屋の窓際で私を待っていた。
「な! もう機嫌悪いのなおった?」
「……なおってない」
余計な事を言って。
少し忘れかけていたのに思い出しちゃったじゃん。
「やっぱりなー、だと思ってこれ」
そう言った蓮はコンビニの袋を渡してきた。
「何これ」
「お前が好きなコンビニのケーキ」
「え……」
「俺の分も買ったから一緒に食べようぜ」
袋の中には私が好きなコンビニ限定のショートケーキと好きなお菓子が入っていた。
「買ってきてくれたの?」
そんな事より、私がこのケーキとお菓子が好きだって事覚えててくれたんだ。