【完】爽斗くんのいじわるなところ。
もやもやと内側から溢れてくる
気持ち悪い感覚。
「莉愛は、優心と俺どっちと一緒に居たいの?」
こうして脅しをかければ、
きっと莉愛は怯えながら、こう答える。
「爽斗くん……だよ、」
ほらね。小心者の莉愛らしい。
でもそういうんじゃないんだよ、俺が求めてるのは。
怖いからとか、服従とか
そういうんじゃなくて……
もっとずっと、単純な意味で。
俺だけを見ろよ。
他なんて目に入らなくなるくらい。
目逸らす暇もないくらい、俺だけを。
気持ち悪い感覚。
「莉愛は、優心と俺どっちと一緒に居たいの?」
こうして脅しをかければ、
きっと莉愛は怯えながら、こう答える。
「爽斗くん……だよ、」
ほらね。小心者の莉愛らしい。
でもそういうんじゃないんだよ、俺が求めてるのは。
怖いからとか、服従とか
そういうんじゃなくて……
もっとずっと、単純な意味で。
俺だけを見ろよ。
他なんて目に入らなくなるくらい。
目逸らす暇もないくらい、俺だけを。