仮面夫婦マリアージュ~愛のない一夜でしたが妊娠しました~
「亜優は本当に可愛い女だ…俺を夢中させる」

「颯真さん・・・」

彼の言葉には魔法があった。
私は彼の言葉に潜む魔法にかかっていた。

彼と一つに繋がり合っても、私のカラダを労わりながら、セックスを続けた。
私は満たされても、彼の方が満たされていない。そう思った。

「もう少し…激しくても大丈夫ですよ…」


「…それはダメだ…安定期でも…油断は禁物だ。亜優」

「颯真さん・・・」

「激しいのは赤ちゃんが生まれた後の楽しみにとっておくよ」


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