仮面夫婦マリアージュ~愛のない一夜でしたが妊娠しました~
そして、今…私はその彼にキスされていた。
濃密なキスは生まれて初めて。
彼のキスはとても甘くて長い。
息の継ぎ方が分からない私は次第に酸素不足で頭がボーッとし始め、思考回路が鈍っていった。
彼の舌は私の口内を隈なく舐め回し、キスが終わる頃には銀色の淫靡な糸が引き合い、恥ずかしくて視線が泳いでしまった。
「キスだけでこんなに蕩けて…やはり…盛られたな…工藤さん」
キスだけでカラダの疼きが益々酷くなり、どうしていいのか分からない。
涙目で、彼を見れば「そんな目で見つめられると益々君に夢中になるな」
と言われ、突然お姫様抱っこされてしまった。
「ま、待って…」
「煽ったのはそっちだ…それに君を助けたお礼を貰っていない…」
濃密なキスは生まれて初めて。
彼のキスはとても甘くて長い。
息の継ぎ方が分からない私は次第に酸素不足で頭がボーッとし始め、思考回路が鈍っていった。
彼の舌は私の口内を隈なく舐め回し、キスが終わる頃には銀色の淫靡な糸が引き合い、恥ずかしくて視線が泳いでしまった。
「キスだけでこんなに蕩けて…やはり…盛られたな…工藤さん」
キスだけでカラダの疼きが益々酷くなり、どうしていいのか分からない。
涙目で、彼を見れば「そんな目で見つめられると益々君に夢中になるな」
と言われ、突然お姫様抱っこされてしまった。
「ま、待って…」
「煽ったのはそっちだ…それに君を助けたお礼を貰っていない…」